理念

現代においては、世界的に、健康とされる人々の中で「自覚症状(病気の前兆)もなく健康と本人は思っているが、実は病気に近い状態」にある人が大変多くなっております。このような人々は、東洋においては以前から「未病」の状態にあると表現されていますが、この自覚症状(病気の前兆)がまだ無い人々の中には、実はすでに早期の深刻な病気(たとえば早期がんなど)を“内在”させている人々が少なくないことが、近年の先進医学による検査方法の進歩により判明しつつあります。

したがって、この「未病」の状態のうちから(あるいはできればその前の「健康」であるうちから)、「未病状態」を「改善」させる(あるいは「未病状態からも遠ざかる」ようにする)という考え方とその実践は、世界的に、今後重要な医学的課題となると予見されます。特に、各領域・各業界で加速度的な技術革新を伴いながら複雑化した今日の世界の先進的な社会に住む人々にとっては、心身の健康促進のための方法の開発とその実践は、諸疾患の発症予防のために大変重要な効果をもたらすことになるのではないかと考えられます。

このような、遠くない将来に世界的に重視されると予見される予防医学的なニーズに応え、関連する先端レベルの研究の進展を支援しそれらの研究成果を多くの人々に周知できることにより、以前からの「健康促進」「未病改善」という“概念の方向性”の重要性を世界的に周知にすべきではないかと思われます。今回立ち上げましたアジア国際健康促進未病改善医学会は、これを理念とする国際学会です。

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